Sempre per Milan

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la gazzetta dello sport のミランに関する記事をだら~っと訳すblog 

8/25 セリエAナポリ-ミラン 3-2:素晴らしきジエリンスキガットゥーゾを逆転

土曜日の試合ロッソネリはどれだけ後悔しただろうか.ポーランド人のミッドフィールダーが後半に二点を決め同点とし,メルテンスが追い抜いてみせた.

もし教師と生徒のストーリーが今週飛び交っていたとしたらそれには理由がある.教師はけして死なない.ガットゥーゾはそれについてよくわかっている.

アンチェロッティの復活を目の前に残り時間彼は無力だった.0-2 から 3-2 への逆転.ミランは港に持ち帰り,飯をくえるはずだった勝利を見送った.二点のアドバンテージがありながら敵に対して勝利を明け渡すなど犯罪同様だ.しかしながら,最初の失点からの長い停電から数分で回復したナポリは拍手に値するだろう.フットボールでは最後まで信じる価値があるというものだ.

 

選択 - ラツィオ戦と比べてアンチェロッティゴールキーパーのみを変更した.オスピナの選出はカルレットの頭の中にゴールをめぐるヒエラルキーが構築されつつあるということ.そしてアタッカーはカジェホン-ミリク-インシーニェにメルテンスリザーブだった.ミランは終わりには大分ダメになっていた.昨シーズンとの唯一の違いはイグアイン.だが,元サポーターからの侮辱とブーイングに飲み込まれていた.スソ,ボリーニ,ボナベントゥーラがピッチに立った.ガットゥーゾは既知のメカニズムを好み,バカヨコの先発を見送ったようだ.

 

違い - キックオフと同時に両チームの大きな違いはシンプルに明らかだった.ナポリはローマで既に披露したようにテストの始めの30分は不調で,最後には説得力のあるものとなり勝ち点3を獲得した.戦術の変更があったかもしれない.それに比べてミランは全体的に未知のクオリティーだった.パフォーマンスより,選手のコンディションやガットゥーゾの戦術面がだ.彼には昨シーズンとは違い時間があった.だがナポリはローマでのスコアを繰り返した.遅いというより予測可能でボールが近いときでも積極的でなかったドンナルンマ.大きな問題はオリンピコのとき同様失点だ.このときも最初に失点した.実際には涙をのまなかったが,もし逆転できていなかったらプレッシャーがかかっていただろう.ミランは明らかに感謝するような展開だったが,淡々と欠点を指摘される不公平な結果に終わった.ガットゥーゾの働きは良かった.悪い状況からの出口は両方ある.ロッソネリは多くのボールを失ったが,それは戦術的な面ではなく技術的な問題だ.それとゲームには改善がみられる.例えば,ゴールのシーンだ.スソは逆サイドのボリーニに長いパスを通し,ボリーニがそれを落とす.ボナベントゥーラがエリア中央からシュートを放ちオスピナを抜いた.組み立てと流動性がロッソネリをなんとか結論に導くだろう.

 

後半ミランスソのアシストからカラブリアがゴールを決めた.オスピナは緩慢でファーポスト目掛けた低弾道の対角線のシュートが決まった.そのあとミランは墓石を建てようと試みたがそれはわずか4分間だった.そこから立ち直るためにナポリはビリアについていたジエリンスキをつかった.ビリアは中盤で致命的なボールロストをしてしまい,ドンナルンマの攻略を許した.そしてハムシクに代えてメルテンスを投入し4231が機能したことでナポリに待ちわびたショックが訪れる.ジエリンスキはアズーリとの試合を引き分けに持ち込んだボレーでもって後半22分に主人公になった.一方でイグアインは試合を通じてフレアとしてしか役に立たなかった.もはやミランには抗う力がなかった.アランからのクロスでメルテンスがゴールを決めドンナルンマの立つロッソネリのエリアを引き裂いた.サンパオロはセレブレーションにつつまれミランはショックを受けた.一時間半のゲームを経てポイントなしに帰路に就くのは厳しい教訓といえるだろう.

 

AUGUST 25,2018