9/20 ミスターデュドランジュはイタリア出身”私はインテリスタだが...”
フラヴィオ・ベッカ(右)とアシスタントコーチのリヒト・ゼグデン
小さなクラブの会長はヨーロッパリーグでのデビュー戦でロッソネリに挑戦した”我々はイタリアならセリエCだろう”
デュドランジュの夢はこの夜現実となる.ディーノ・トップモラーのチームがELデビューするというのは,ルクセンブルグリーグのチームが初めてUEFAのコンペティションのクループステージに進出することを意味する.試合は首都にあり代表チームのホームスタジアムであるJosy Barthelで行われた.用意された8054枚のチケットは完売した.これはデュドランジュのホームJos Nosbaum Stadiumのキャパ2600席の約3倍にあたり,彼らのスタジアムではふさわしくないと判断されたということだ.デュドランジュは1991年にルクセンブルグの4都市にまたがる3つのチームが合併して生まれたチームで,これまでに14回のリーグ優勝と7回のカップ戦優勝を果たしている.オーナーのフラヴィオ・ベッカはイタリアにルーツを持つルクセンブルグ人(父親がペルージャのヴァルトピーナ出身)でエナジードリンクのブランドLeopardでよく知られている人物である.
- ベッカさんあなたはいつF91デュドランジュを買収したのですか?
”1998年ですね.そしてその一年後に初タイトルを獲得しました.”
- 彼はサイクルについても触れた.
”私は18の時までロードバイクに良く乗っていたんだ.父親がチームのスポンサーをやっていてね.私はサイクルとフットボールに情熱を燃やしているんだ.そこでジュネッセの独占に待ったをかけるアイデアを思いついてね.彼らはイタリアでいうところのユヴェントスだったのさ.”
- 何チームが突飛リーグでプレーしているのですか?
”14チームです.しかしこれは小さな国にしては多すぎるでしょう.8-10チームくらいが適正だと思うのですが…”
- 選手はどこからやってきているのですか?
”我々のチームでは27名のうち11-12名がルクセンブルグ出身です.他はベルギー,ドイツ,フランス,ジョージア(グルジア)などですね.元ラツィオとPSG出身のミラン・ビシェヴァツもいますよ.トゥルペルは昨シーズンメッシとムバッペに次いでヨーロッパで3番目に多くゴールを決めました.レアンドリー・ボネフォイは元ユベントスのGKです.”
- コーチ陣はどうですか?
”7-8人が働いているよ.F91の監督トップモラーは,元ストライカーで監督としては2002年にレヴァークーゼンをCL決勝に連れて行ったクラウスの息子だ.”
- もしデュドランジュがイタリアのチームだとしたら?
”セリエCでプレーできるだろうね.”
- EL出場は何をもたらしますか?
”グループリーグ出場だけで380万ユーロが保証されている.これは既に我々の予算である250万ユーロを超えているね”
- あなたはインテルのファンだと聞きました.
”ああ.私はサンシーロの3つ目のリングを建設したTornoのメンバーなんだ.”
それではもしインテルだったら...?
”私はリアリストだよ.だけどもしそうだったらね...”
SEPTEMBER 20,2018
9/18 デュドランジュ;イグアインの1か月分の給料でクラブ全体が賄える
デュドランジュの監督ディーノ・トップモラーはロングインタビューに答え,ルクセンブルグのフットボールと夢見るミラン戦について語ってくれた.
トップモラー:私は8年前ルクセンブルグで選手としてフットボールを学び始めました.今ではここから80km離れたドイツに住んでいて,1時間足らずのドライブでフットボール通勤者というわけです.我々の土地ではフットボールがそこまで熾烈ではなく,レベルもイタリアやドイツ,スペインには及びません.ここには14のクラブがあり,重要な一戦でもファンは1000人しかいません.
-しかし成長しています
トップモラー:ヨーロッパリーグでプレーできることは誇りでしかありません.我々は既にクルジュにゴールを決めて勝利を収めていますし,その他にも2試合をこなしてきています.再び勝利を手にしたいですね.
-ミランとの対戦については?
トップモラー:経済面で我々と比較するというのは無理がありますね.イグアインの1か月分の給料でデュドランジュの1年の全ての費用が賄えます.
SEPTEMBER 18,2018
9/18 ミラン,CEOガジディスが正式発表”私はワクワクしている.我々はトップになれる”
アーセナルはツイッターで南アフリカ人のCEOとのお別れを発表した.12月1日からロッソネリのCEOに就任する.
噂でしかなかったものがようやく正式発表になった.イヴァン・ガジディスはアーセナルを離れミランと契約する.近年ガナーズで経営面を担当してきた男はもうすぐカーザ・ミランに到着しスカローニのCEOの役割を担うのだ.イギリスの会社がツイッター上で正式な南アフリカ人のCEOのミランへの移籍を伝えた.イヴァン・ガジディスは2018年12月1日からミランを率いる.
プロフィール -
アメリカのメジャーリーグサッカーの立ち上げで重要な役割を務めた後,2009年にアーセナルのCEOに就任した.アーセナルではそのリーダーシップを発揮して3回FAカップを獲得し,8年連続でのCL出場権獲得を達成した.これに加えガジディスは様々なクラブ発展のためのプロジェクトを打ち出した;その結果,同社の株式市場では年間売上高がほぼ倍増して4億ポンドに到達し600人の従業員を抱えるまでに成長した.また,イヴァン・ガジディスは,欧州クラブ協会(ECA)の取締役会,ECAのワーキンググループ(会長),ECA法務ビジネスパネル(チェアマン)など,欧州サッカーの様々な統治機関にも出席している.
スカローニの歓迎 -
ガジディスを移籍させCEOに就任させる責務を負っていた会長のスカローニは彼がカーザ・ミランに到着したことで満足げだ.クラブのプレスリリースでこうコメントしている.
スカローニ:我々のクラブ再建プロジェクトが始まった時から,最も適任なCEOの探索は最優先事項であり我々が慎重に行ってきたことです.イヴァン・ガジディスは熟練した知識による並外れた貢献とフットボール界での経験をミランにもたらしてくれることしょう.我々は今成功を取り戻すための土台の要素をもっています.もちろんそのためには時間,努力,忍耐が必要ですが.
最初の言葉 -
朝に到着して初めてイヴァン・ガジディスが語った言葉はこのようなものだった.
ガジディス:私はこのような新しい挑戦を受け入れることにとてもワクワクしているし,ミランがトップに戻るためにできることはなんでもやるつもりだよ.今回は有望な選手たち,最高の姿勢で仕事ができる同僚,そして強力なスポーツ面のリーダーシップを持ったレオナルド・マルディーニ・ガットゥーゾと共に仕事をする機会を持ててうれしい.
SEPTEMBER 18,2018
9/17 イグアインがインスタグラムで役割を果たす?”俺たちは絶対諦めない”
カリアリ戦の後インタビューを拒否.しかし今日にはインスタグラムにロッソネリを激励するメッセージを投稿.
週末の日曜,ミランとゴンサロ・イグアインには光と影があった.ピピータはロッソネリでの出場235分にしてミランのシャツと共に初ゴールを決め,カリアリ戦でのガットゥーゾミランを敗戦から救った.しかし彼は試合後再三のチャンスを不意にし勝利できなかったことでむしろナーバスになっていた.ミランはインテルの敗戦とローマのドローを利用して差をつけることができなかったのだ.今日アルゼンチン人ストライカーはインスタを通じてミラン全体にメッセージを送った.その内容は以下のようにこんな文章が添えられていた.
”みんな!俺たちは続けていく.絶対諦めない.ミランのシャツを着ての初ゴールには満足してるよ”
SEPTEMBER 17,2018
9/13 セリエA,だれがより走っているのか?
ロッソネリは1試合が未消化だが,セリエAの走行距離ランキングでボローニャとキエーヴォに次いで3位.個人ランキングではブロゾヴィッチがトップに躍り出た.
”いつでもボールを走らせろ.ボールは汗をかかない”とはロベルト.バッジョの言葉だが,セリエA20チームの走行距離ランキングはまさにこれを表している.これを見て最初に驚くのは順位と反対になっていること.ボローニャとフロジノーネは今期の開幕節で最も走行距離が長いチームだが,順位表を見てみるとパルマ,ボローニャと共に1ポイントで最下位委を走っている(キエーヴォはペナルティで-2ポイント).従って,115.143kmを記録したインザーギのチームは徒労に終わっていると言え,僅差で2位のキエーヴォと順位表では同立.これをみてあなたは勝つためにより多く走る必要があるといえるだろうか?
ミランが上位に -
ビッグチームの中でのサプライズといえば,ガットゥーゾのミランが他を上回っていることだ.ロッソネリはローマとナポリを相手に平均113.171kmを記録している;ミランのコーチはシーズン序盤で昨年のモンテッラとは全く異なるチームを提示してきた.プレシーズンから若い新たな解釈者とガットゥーゾによる仕事によって着実に果実が実ろうとしている;それは少なくとも数字に表れている.イグアインとその仲間たちの後ろには5位にインテル,6位にラツィオがランクインしておりわずかに110kmを超える程度だ(4位はカリアリ).ユーヴェ,ナポリ,ローマはボールを走らせるのを好んでいる;ユーヴェは13位107.978kmでまだましだが,アンチェロッティとディ・フランチェスコのチームは走行距離では降格圏内だと言える.ナポリは106.708kmでワースト4位,ローマも106.192kmでほぼ同じようなものだ.
ブロゾヴィッチとケシエ - しかしながら個人戦となると一番地面を踏みしめたのは12.289kmを記録したマルセロ・ブロゾヴィッチの脚である.彼の後ろにはフロジノーネのクリゼティグがおり,その後ろにはケシエが12.115kmと続く.ここでもナポリとローマはミランの後ろだ;デ・ロッシとアランはそれぞれのチームで走行距離トップだが,他の18チームのスプリンターと比べると最下位とその次だ.そしてユヴェントスはどうかって?もちろんクリスティアーノではない;ポルトガル人は全然走っていない;10kmにも満たないほどだ.ビアンコネリの中ではブレイズ・マテュイディが最も走っており7位にランクイン(11.446km).
計算 -
これらの計算はSTATSシステムにより行われている.すべてのセリエAのフィールドにおいてリーグが所有するカメラ一式から,各それぞれの選手が移動した距離をリアルタイムで検出することができる.
チームランキング:
Bologna 115.143 km
Chievo 114.544
Milan 113.797
Cagliari 113.171
Inter 110.748
Lazio 110.355
Empoli 109.783
Parma 109.522
Atalanta 109.462
Frosinone 108.817
Spal 108.7
Fiorentina 108.014
Juventus 107.978
Genoa 107.217
Turin 107.174
Sassuolo 107.126
Naples 106.708
Rome 106.192
Udinese 105.687
Sampdoria 105.376
選手ランキング:
Brozovic (Inter) 12.289
Crisetig (Frosinone) 12.138
Franck Kessie (Milan) 12.115
Capezzi (Empoli) 12.038
Stulac (Parma) 11.953
Freuler (Atalanta) 11.859
Mattiello (Bologna) 11.821
Magnanelli ( Sassuolo) 11.777
Barella (Cagliari) 11.713
Kurtic (Spal) 11.646
Romulo (Genoa) 11.461
Mandragora (Udinese) 11.453
Matuidi (Juventus) 11.446
Lucas Leiva (Lazio) 11.429
Benassi (Fiorentina) 11.389
Meité (Turin) ) 11.205
Barreto (Sampdoria) 11.012
Allan (Naples) 11.006
De Rossi (Rom) 10.944
SEPTEMBER 13,2018