Sempre per Milan

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la gazzetta dello sport のミランに関する記事をだら~っと訳すblog 

18-19 第4節 カリアリ戦プレビュー

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ベンチ:レイナ,ドンナルンマ兄,アバーテ,サパタ,カルダーラ,マウリ,バカヨコ,ラクサール,カスティジェホ,ボリーニ,ハリロヴィッチ,ベルトラッチ

出場停止:なし

怪我:コンティ(あと40日),ストリニッチ(不明),クトローネ(あと4日)

警告リーチ:なし

ベンチ外:ベッラノーヴァ,プリッツァーリ,モントリーヴォ,シミッチ

 

左サイドの予想がラクサールと割れています.サパタが復帰.クトローネが軽い負傷でアウト.モントリーヴォの復帰も近いようです.

9/12 エマヌエルソンが語る”イブラ,ガットゥーゾをごみ箱に投げとばす”

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笑みを浮かべながら明かす元ミランエマヌエルソン;イブラのパーソナリティについて,ロッソネリの監督も関わっているエピソードを語ってくれた.

 

確かなキャラクター.彼がミラネッロを通り過ぎるとそこには痕跡が残っていた.ピッチ上でパフォーマンスを披露しトロフィーをもたらしたが,ロッカールームでのふるまいもすごかった.ズラタン・イブラヒモヴィッチは本当にユニークですべてが他とは異なるのだ.現在ロサンゼルス・ギャラクシーに所属している彼はピッチでの王者であるだけでなくロッカールームでのカリスマリーダーでもある.時には傲慢で奇怪だが,経験豊かな指導者や仲間に対して常に自分を主張できるのは偶然ではない.例えばミラン時代にはマッシミリアーノ・アッレグリと度々衝突していた.そして彼は現在のミランの監督であるジェンナーロ・ガットゥーゾとも一度エピソードの主役になったことがある.

 

 

このエピソードは元ミランで現在はユトレヒトに所属するオランダ人ウルビー・エマヌエルソンがインタビューで明かしてくれたものだ.

エマヌエルソン:イブラは傲慢だよ.それも彼のキャラクターの一部なんだけどね.僕のキャリアを通じてあんなやつはみたことがない.よく覚えているんだけど,一度彼はガットゥーゾを掴んでごみ箱になげこんでいるのを見たよ.ガットゥーゾも相当力が強いのにね.

 

SEPTEMBER 12,2018

9/12 ミラン-ガジディス招聘も大詰め

Ivan Gazidis, 53, is executive director of Arsenal in 2008. Ap

組織図の最後のピースとしてアーセナルのマネージャーとの交渉が明らかに

 

エリオットがミランに着任して50日目の先週の日曜,スカローニ会長と二人のマネージャーはこれを祝った.しかし,このパーティにはCEOがおらず組織図について説明されていないことが一つある.それはつまり既に一度追ったイヴァン・ガジディスのことだが,今日ではより現実味を帯びてきている;アーセナルのマネージャーはやはりミランの空きスペースに収まる可能性が高くなってきたということだ.

 

 

FFP戦略 - 9月とはヨーロッパにクラブが帰ってくる月でもあり,代表がミランの注意を惹く月でもある;ミランUEFAのファイナンシャルフェアプレーのプランを立てなければならない.それと同時に広告塔となる役割が決定的かつ必須になってくる;クラブの経営陣へのクエッションは早急に解決する必要があるということだ.8月の初めにマルディーニの会見でスカローニは”CEOについては休暇が明けたのちに説明できる”としていた.そしてまさにその時が来ようとしている.”これは慎重に推し量るべき重要な選択なので私は期日や早急な〆切を設定しませんでした.もちろん私はミランの首脳陣としてそこまで長い間待てるというわけでもありませんが.”こうしてその時間が刻々と過ぎていく.もし最終的にプラン通りにいけば,アーセナルのCEOでありメジャーリーグサッカーの元副会長を務めてきたガジディスによる効果はすぐに表れるはずだ.彼は少なくともいくつかのエリオットとの共通点を持っている;ゴードンシンガーとその息子ポールと同じアメリカのルーツ,そしてアーセナルへの情熱.彼は行政と経営部門を担当する予定だという.これはロンドンで数年彼が特に習熟してきた分野である.ここで1つのポイントとして,明らかに解決すべきこととしてマネージャーの待遇が挙げられる;ミランはバランスシートの上にリッチな給与を書き加えようとしているのだ.

 

 

挑戦 - これによってクラブとしての構造は盤石なものになるだろう.差し迫った夏のマーケットのため,最初の動きはスポーツ・技術面でのものになった;スポーツ面での戦略ディレクターであるレオナルドとマルディーニのことだ.その後スカローニと首脳陣は,ファン第一を訴え経営面でも高い数字を残すべく”ミランを本来のミランに”のモットーを掲げているが,ガジディスはその最初のアイコンとなるだろう.ガジディスも濃いバックグラウンドを持っている;彼はヨハネスブルグで生まれオックスフォードで法律を専攻した.アーセナルではエミレーツスタジアムの建設に起因する必然的な緊縮の時代に10年を過ごした;その結果デロイト・フットボールマネーリーグ2018では,ヨーロッパのクラブにおける売上高でPSG,チェルシーを抑えてユナイテッド,レアル,バルセロナバイエルン,シティに次いで6位に入った.そしてアワードはCEOとしての彼の仕事にも与えられたのだ.ミランでも同じような挑戦が彼を待っている;それはつまり経営面でもフィールドでもトップに返り咲くというものだ.

 

SEPTEMBER 12,2018

9/10 ミラン,ロビーニョが思い出すスクデット”僕たちはとても強いチームだった.イブラとガッリアーニと…”

Robson de Souza Santos, 34 years old.  HANDLE

ミランミランへの移籍話について語る”ズラタンが僕を誘ってくれた.彼はずっとそれを覚えてるんだ.”

 

レアル,マンチェスターシティ,ミランに所属した男,そうロビーニョが彼の才能がもたらした輝かしいキャリアについて少し語ってくれた.ブラジル人の彼はいつも擁護されなかった;彼はまずカペッロやベラミーと問題を起こしたことについて取り上げ,その後イブラとのストーリーやミランでの素晴らしい記憶について笑顔で語ってくれた.

 

 

ミランでのこと - 最初のトリップはパトや友達のズラタンが居たころのミランだった.

ロビーニョ:僕たちは素晴らしいチームだった.ファンタジスタたちの笑顔やあのころの日々が懐かしいよ.インザーギピルロもいいたね.セリエAも勝ち抜いたしとてもうれしかった.

イブラヒモヴィッチについても話してくれた.

ロビーニョ:ロッソネリに僕を誘ってくれたのは彼なんだ.ガッリアーニに指示して”いけ,やつを獲るんだ”とね.今になっても,僕を楽しませてこう言うんだ”お前がここいるのは俺のおかげなんだからな”とかいつも冗談を言ってる.

 

 

引導をわたされる - もし後悔があるとするなら,レアル・マドリードでの出来事にまつわる感情とプレーの混乱だろう.”それはカペッロの功罪かな?”とインタビュアーが意地悪な質問を彼に投げかけたが,彼は真正面から受け答える.

ロビーニョ:僕はスペインですべてのコーチとうまくやってきた.カペッロが就任したとき僕はまだスタメンの11人に入っていたけど,いくつかの理由から...多分それは僕の年齢だったんだろう...彼は僕をベンチに送ったんだ.僕はそれについて文句は言わなかったよ.監督は彼だし,これが彼の決定だったんだから.だけど僕は30分しかプレーできなかったり,それは時に僕のポジションではないところでの出場だったりした.そうして,エルゴがこう言ったんだ”スーツケースを準備してくれ.マンチェスター行きの片道切符だ”とね.

 

 

ベラミー - そしてイングランドででも,彼は常にバラ色の生活とはいかなかった.

ロビーニョ:ベラミーとは争ったよ.彼が同じ町にいたらそうならないわけないよ.

そしてすぐにこの逸話と秘密を明かしてくれた.

ロビーニョ:それはアーセナル戦でのことだった.前半で僕はうまくプレーできていなかった.それは僕がつかれていたのが理由なんだ.ブラジルでのツアーから帰ってきたばかりだったからね.そうしたら彼は僕に叫び始めたんだ.そしてついに試合終了間際に英語で罵ってきた;僕は彼が何をいってるかわからなかったんだけど,彼が全くもって良くないことを言っているのは僕にだって少し理解できた.グラウバーが彼を押しやったら彼は冷静になってプレーに戻っていったよ.そして翌日彼は僕に謝罪しに来た.

この出来事は記憶の引き出しにしまわれた.ロビーニョの家ではこうした信じられない話でいつもいっぱいだ.

 

 

チェルシーとの破談 - マンチェスターシティへの移籍発表の24時間前のことだが,もしチェルシーに決まっていたとしたら,一体どれだけのファンが駆け付けたことだろうと思ってしまう.

ロビーニョ:僕の目標はブルズに加入することだった.僕は既にスコラーリと話をして,彼が僕をチームに加えてクオリティーを向上させたいというのを聞いていたんだ.だけど,移籍発表の前にチェルシーがシャツに僕の名前をプリントして売りだしたことがレアルの首脳陣の気に食わなかったみたいでね,交渉は決裂してしまった.

それはどういう結末になったかというと…?少しの罰則が与えられた.

ロビーニョ:レアルはCLに出ないクラブを移籍先として探したよ.最終的には僕はシティにいったね.

この些細な選択の変更がその後の運命を変えたということだ.ロビーニョにとってもマンチェスターシティにとっても.

 

SEPTEMBER 10,2018

 

9/9 ユーヴェ-ミラン-インテルによるキエーザの争奪戦

Federico Chiesa, 21, outside of Fiorentina and the national team.  Afp

ロッソネロはこの競争で優位に立っているが,ヴィオラがヨーロッパへの切符を手にした場合は来年の契約延長を優先.

 

ユヴェントスは彼がまだプリマヴェーラの契約でセリエA出場3試合のときから彼にアプローチしている.その恋は年を追うごとに強くなっていったようだ.そしてそれは8月のことだった.ピアッツァが紫色のジャージへの移籍を合意したその日に,ベップ・マロッタはデッラ・ヴェッレファミリーからフェデリコ・キエーザを奪おうと半端な約束を取り付けた.もちろん口頭合意はなんの価値も生まず試みは失敗に終わった.しかしユーヴェは20歳の彼を諦めたわけではない.

 

 

アッズーリでのテストでは紫色の宝石へのスポットライトがより輝いて見えたことだろう.来る冬のマーケットで,キエーザの将来が変わるのではないかと推測する見方もある.技術的な面とプロフェッショナルとしての面の両方の成長を見守ってきた父エンリコは明確に1つの考えをもっている."1年契約を延長しピッチでの継続性と現在の市場価値の高騰を勘案した給与(250万ユーロ程度)をフィオレンティーナに保証してもらうべきだろう."

 

 

ミラノデルビー - 我々はピオリのチームとデッラ・ヴァッレの戦略の行く末に注目している.そしてキエーザファミリーも同じように状況を見守っている.ユヴェントスの関心にはうれしいが,もしフィレンツェと別れを告げるとなった場合にはビアンコネリはファーストチョイスではないらしい.父エンリコは海外移籍は時期尚早だと考えている.彼はまだ若く,自分の道を今一度極めるべきだということなのだ.実際レアル・マドリードマンチェスター・シティは4,5年後に100%の準備ができてはじめてふさわしい場所だといえる.しかしミランにとっては大きな注目だ.聞いてくれ!これはセンセーショナルなニュースだ.ミランは紫のストライカーの行き先ランキングでインテルより優位に立ったという.

 

SEPTEMBER 09,2018

9/8 モンツァの会長コロンボ,クロージングは間近と語る

Nicola Colombo, president of Monza

ブリアンツァの会長は報道に対してオーナーの譲渡は近いと語る”数日中とはいかないが数週間以内には...”

会長のニコラ・コロンボは報道に対してベルルスコーニとガッリアーニのデュオがクラブを引き継ぐことを明らかにした.

コロンボ:青天の霹靂だったよ.8日前にはこのような機会が訪れるなんて微塵も思わなかった.

この話が最終的にどのような結末になるかはまだ決まっていないようだ.

 

決断の時 - モンツァはこのオペレーションのタイミングについてリスクを懸念している.

コロンボ:近いうちに決着するとは思う.数日中とはいかないが,数週間のうちにはね...私たちはこの取引について落ち着いているし満足しているよ.私たちはこれから結ぶであろうパートナーシップの重要性と価値を共有している.

そして,オーナー交代後にも役員として残る可能性を明らかにした.

コロンボ:6月30日までは会長を続けるということは言えるね.そしてその後については我々は30%の株式を保有しているので,新オーナーとどのような関係を築けるかによるだろう.

 

真剣なプロジェクト - 交渉の裏側にあるのはモンツァを高みに連れていくという願いのみだ.

コロンボ:まず第一にこのチームをトップに導く重要なプロジェクトがある.チームと地域のためにガッリアーニ&ベルルスコーニとのつながりは素晴らしい機会となりえるよ.だから,このオペレーションが単に不動産とリンクしたものとは考えていないし,ブリアンツァの再開発のためでもないと考えている.

 

SEPTEMBER 08,2018

 

 

9/7 ミラン,もう一人のマルディーニ;ダニエルがイグアインと共にトレーニング

Daniel Maldini trains with Gonzalo Higuain.  LaPresse

10月に17歳を迎えるパオロの次男は代表に招集されていないスタッフ及びプリマヴェーラと共に集められた.明日彼はピアチェンツァとの親善試合で兄弟のクリスティアンと相対する.

もう一人のマルディーニミランのトップチームで見られる.その名はダニエル,16歳でパオロの息子,父親や祖父のパオロとは違い彼はアタッカーだ.パオロの末っ子でミランプリマヴェーラに所属する彼は,代表招集で選手が抜けたガットゥーゾのイレブンに含まれるようだ.少年のコンディションは良い.”イグアインやその他の素晴らしい選手との対面でも興奮を抑え,彼はコーチ陣を納得させるようなクオリティーを表現していた.”

 

王朝 - そして1954年にミランの一員としてチェーザレが初めてプレーしてから64年が経つ.ミランでのマルディーニ王朝は継続中だ.父親のパオロはマネージャーという新たな役割としてフロントに戻ってきて息子の着実な成長を見守っている.ダニエルは既に昨シーズンU-17のカテゴリで13ゴールを決めており,この夏には急成長してを素晴らしいトレーニングを楽しんでいる.父親は既に彼の年でセリエAデビューを果たしていたが,彼はステージを上げようと焦ることなく,なにより父親との比較については考えていない.明日はファミリー全体としても特別な日になるだろう.ピアチェンツァとの親善試合でダニエルは元ミランの下部組織で22歳の兄クリスティアンと相対するのだ.

 

SEPTEMBER 07,2018