Sempre per Milan

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la gazzetta dello sport のミランに関する記事をだら~っと訳すblog 

9/12 ミラン-ガジディス招聘も大詰め

Ivan Gazidis, 53, is executive director of Arsenal in 2008. Ap

組織図の最後のピースとしてアーセナルのマネージャーとの交渉が明らかに

 

エリオットがミランに着任して50日目の先週の日曜,スカローニ会長と二人のマネージャーはこれを祝った.しかし,このパーティにはCEOがおらず組織図について説明されていないことが一つある.それはつまり既に一度追ったイヴァン・ガジディスのことだが,今日ではより現実味を帯びてきている;アーセナルのマネージャーはやはりミランの空きスペースに収まる可能性が高くなってきたということだ.

 

 

FFP戦略 - 9月とはヨーロッパにクラブが帰ってくる月でもあり,代表がミランの注意を惹く月でもある;ミランUEFAのファイナンシャルフェアプレーのプランを立てなければならない.それと同時に広告塔となる役割が決定的かつ必須になってくる;クラブの経営陣へのクエッションは早急に解決する必要があるということだ.8月の初めにマルディーニの会見でスカローニは”CEOについては休暇が明けたのちに説明できる”としていた.そしてまさにその時が来ようとしている.”これは慎重に推し量るべき重要な選択なので私は期日や早急な〆切を設定しませんでした.もちろん私はミランの首脳陣としてそこまで長い間待てるというわけでもありませんが.”こうしてその時間が刻々と過ぎていく.もし最終的にプラン通りにいけば,アーセナルのCEOでありメジャーリーグサッカーの元副会長を務めてきたガジディスによる効果はすぐに表れるはずだ.彼は少なくともいくつかのエリオットとの共通点を持っている;ゴードンシンガーとその息子ポールと同じアメリカのルーツ,そしてアーセナルへの情熱.彼は行政と経営部門を担当する予定だという.これはロンドンで数年彼が特に習熟してきた分野である.ここで1つのポイントとして,明らかに解決すべきこととしてマネージャーの待遇が挙げられる;ミランはバランスシートの上にリッチな給与を書き加えようとしているのだ.

 

 

挑戦 - これによってクラブとしての構造は盤石なものになるだろう.差し迫った夏のマーケットのため,最初の動きはスポーツ・技術面でのものになった;スポーツ面での戦略ディレクターであるレオナルドとマルディーニのことだ.その後スカローニと首脳陣は,ファン第一を訴え経営面でも高い数字を残すべく”ミランを本来のミランに”のモットーを掲げているが,ガジディスはその最初のアイコンとなるだろう.ガジディスも濃いバックグラウンドを持っている;彼はヨハネスブルグで生まれオックスフォードで法律を専攻した.アーセナルではエミレーツスタジアムの建設に起因する必然的な緊縮の時代に10年を過ごした;その結果デロイト・フットボールマネーリーグ2018では,ヨーロッパのクラブにおける売上高でPSG,チェルシーを抑えてユナイテッド,レアル,バルセロナバイエルン,シティに次いで6位に入った.そしてアワードはCEOとしての彼の仕事にも与えられたのだ.ミランでも同じような挑戦が彼を待っている;それはつまり経営面でもフィールドでもトップに返り咲くというものだ.

 

SEPTEMBER 12,2018