9/29 ミラン,ガットゥーゾ"困難に直面している.ボリーニとクトローネはもしかしたら…なにか策を考えなければ.”
サッスオーロ戦前夜にミランの監督が明かす”イグアインはまだ本調子じゃないが最終的には彼自身の判断になる.幽霊を戦力として数えるわけにはいかないのだから...”
リーノ・ガットゥーゾは今のミランを解体して再構築をするつもりはないが,明日の夜のレッジョ・エミリアではなにか発明する必要がある.なぜなら,現時点でロッソネリのセンターアタッカーのポジションには大きなクエスチョンマークがついているからだ;いつものイグアインとクトローネはコンディションが疑問視されており,”いつものではない”ボリーニも足首に問題が発生.監督がミラネッロで語ったところによると,
ガットゥーゾ:我々はなにかを共鳴させ発明する必要がある.どうにか11人を送り込まなければならないからだ;しかし誰にもリスクを冒させたくない.もしうまくいかなければ長い間自信を失う可能性があるような起用になるからだ.イグアインはまだ問題を抱えている.リスクを冒してさらに1か月離脱となるかもしれない起用にどれほど価値があるかはわからないが,彼が一番わかっていることだし彼氏台となるだろう.
クトローネについても同じような発言.
ガットゥーゾ:彼は100%じゃない.彼は出たがっているが,我々は彼を守る必要がある.
それはまるで「もしうまくいかない可能性があるとしたら,それは必ずうまくいかなくなる」という”マーフィーの法則”を実践しているかのようだ.しかしガットゥーゾはこんなことを耳にいれたくない.なぜなら"もし彼を心配しながら送り出せば,懸念通りなにもうまくいかなくなってしまう"し,本来であれば1ゲームで15ゴールは取れるチームであって限界など存在しないからだ.
サッスオーロのデ・ゼルビは”昨年私に2つの多いな障害をもたした素晴らしい監督”である;デビルの危機的状況にあって考えうる最悪の相手と言える.
ガットゥーゾ:どのようにプレーするか,なにを創造するか,物理的にどれほどエネルギーを費やせるか.ここに難しさがある.勝てば自身を取り戻せるがそれができていない.選手たちに対して怒りはない;カステラー二でのエンポリ戦後,私は彼らのプレーに対してなんというべきだろうか?もちろん本来はより勝ち点を獲るに値したのだから失望はしている.だが,今ここには結束があり,これこそが向上をもたらしてくれる.だから冷静でいる必要がある.
- 幽霊はNO
エミリアーニとの試合ではカラブリア州出身の監督にとって3つあるうちの1つめのテストとなるだろう.彼は傑出した明確さと誠実さでそれを見極めようとしている.
ガットゥーゾ:誰を戦力としてみるか?幽霊はカウントできない.私は私の仕事をするし,その結果には一番の責任を持たなければならない.私は組織全体と選手からの信頼を感じている.私は次のことなど考えていない.考えているのは試合で勝つことだ.マネージャーたちは皆私に多くを与えてくれている.それらを比べることが私は好きだ.省略なしにお互い直接的なやりとりをしているから.むしろ私は失望している.まだまだ改善点が多いからだ.
そして我々は引き続きいつもの対策に戻る.それは90分継続すること.ガットゥーゾは穏やかに取り組んでいる.
- チャルハ
ミランはストライカーを失っているわけだが,チャルハノールにもゴールが求められる;
ガットゥーゾ:ハカンは素晴らしいプレーヤーだ.彼は万能だし責任感をもっているが,彼には助け,自信,そしてより正確性が必要.ゴールへのアプローチ?それはわかっている.だがエンポリ戦とアタランタ戦では最後の数メーターで数多くのチャンスを生み出したが,問題はそこで精細を欠くことだ.冷静さと正確さがなければいけない.そして心を落ち着けてここ数か月でやってきたことを継続しなければならない.
SEPTEMBER 29,2018
9/24 ミラン,クトローネ”僕は向上している.イグアインから技術を盗みたい.”
ロッソネリのストライカー曰く”昨シーズンの10ゴールを超えるのが目標だ.僕はピッポ・インザーギに影響を受けモラタに憧れている.”
パトリック・クトローネ,彼は監督のガットゥーゾが足首の怪我を恐れて静養を促しているにもかかわらずミランに手を貸したいと考えている.ラジオではこう語っている.
クトローネ:もう大丈夫だ,回復したよ.僕はプレーできないからと言って気落ちしたりはしないけど,ボールが見られないという点ではナーバスになるね.僕は今を見据えている.うまくプレーしちゃんとトレーニングするってことさ.次のゲームに備えるためにね.去年のリーグ戦で10ゴールを挙げたこと?今年はきっとそれを超えられるだろうね.”
- 調子は右肩上がり
パトリックはここまでの旅路を振り返る.
クトローネ:まだ夢の途中だよ.まだなにも成し遂げちゃいないんだ.ミランのストライカーになることはスタートに過ぎない.僕はここに8歳の時からいるんだ.僕がここまでやれるなんて一度も思わなかったけど,中国へのツアーの時にモンテッラが僕に自信をくれて,バイエルン戦でそれに報いることができた.その時はまだ去就が決まっていなかったね.
しかしそれがあなたのプレーにどれほど大きい影響をもたらしたのでしょうか?
クトローネ:度胸と飢えを持っていなければならないんだ.扉の前では特にだ.君も考えてみてよ.僕はときどき寝る前にイメージするんだ.僕がゴールを決める様子をね.それが僕のメンタリティーのすべてさ.
- 彼とピピータ
イグアインの到着は彼を退けなかった.コモ出身の20歳は太鼓判を押してこう語る.
クトローネ:ゴンサロは怪物だよ.彼とのトレーニングは僕の助けになっているし,僕は彼からなにか盗めないかと試しているんだ.彼とはいい関係だし,同じチームでいられてハッピーだよ.試合となると僕たちはお互いに対抗してポジション争いをしなければならないからとても大変だけどね.本当に大変なんだ.僕の好きなアタッカーはピッポ・インザーギだけど最近ではモラタに憧れているかな.その理由は彼は若くて強いから.
新しいマネージャーのマルディーニには尊敬していますか?
クトローネ:最初に彼を前にしたとき何を言うべきかわからなくて黙ってしまった.今では慣れたからよく会話しているしアドバイスをくれるよ.
SEPTEMBER 24,2018
メンタリティーの問題なのか?
アタランタ戦ではナポリ戦と同様の形で終了間際に得点を与えてしまったミラン.ガットゥーゾはしきりにメンタリティーがよくない,集中力が停止している時間があると言っているわけですが,本当にそうでしょうか...
ナポリ戦ではメルテンスの投入,アタランタ戦ではイリチッチの投入後に失点しています.この交代によってそれまでは3TOPだった形にトップ下の1枚が加わっています.それに対応できずにマークがずれていって押し込まれています.戦術的にこれに対応できているとは言い難いですね.
相手からすれば中盤から1枚削って前線に増やしているわけですから,中盤がこれに対応すべきです.
ボナベントゥーラ
後半パフォーマンスの落ちるボナベントゥーラでは無理です.前半運動量の多いときは飛び出しが非常に効果的で,相手のDFラインを押しさげてくれます.これは相手の攻撃の時にも距離感が悪くなりますので守備にも効果的です.ところが後半はそこまで活発ではなくなります.
バカヨコ
代わりに入ったバカヨコも守備のよせが緩慢でまだ前線ビルドアップはしづらいはずです.寄せがかかからず,しびれをきらしたビリアが代わりに飛び出すシーンが2度ほどありました.そもそも彼はモナコで活躍した時にも適応に1年かかったことを忘れてはいけません.我慢が必要...
ケシエ
ガゼッタの評点はわるいですが個人的には好印象.ポジショニングも若干改善しています.ビリアとお互いに位置を入れ替えるなど意思の疎通も見られました.いまだに守備の責任感などに甘さを感じますがコンデイション判断共に改善傾向でしょう.
後半の中盤は相手が前がかりになったとき,中盤でより激しくよせてつながせないことが必要だと思います.バカヨコとケシエにこれが求められているはず.
また,批判にさらされているDF陣も守備を再確認し中盤に指示するということができていないのではないでしょうか.ロマニョーリ・ムサッキオはサパタについていくのが精一杯という感じでした.この二人のキャプテンシーに期待したいところです.
9/23 ケシエ”僕はアシストとゴールを決めたい.”
以下はアタランタ戦前のインタビュー.彼にとっては5回目のセリエAシーズン.
ミランTVのインタビューに対しこう答えた.
ケシエ:子供のときというのは何も問題を抱えていないものだ.Stela Adjameというのが僕の町のチーム名だった.監督は僕をいろいろ試したよ.GKもストライカーもやったね.イタリアに来た時1月の空港はとても寒かった.だから僕は代理人にここじゃなにもできない,早く帰りたいと言ったんだ.キーパーグローブをつけてトレーニングしたけどシューズはとても幅が狭いしとにかく大変だった.
- チェゼーナでのこと
ケシエ:ミスタードラゴ(15-16シーズンの時の監督)は僕にとてもよくしてくれた.彼は僕をプロフェッショナルと共にトレーニングさせてくれたし僕を見放さなかったんだ.改めて感謝だね.それから彼は僕を中盤に変更して2週間トレーニングさせ付き添ってくれた.代表で僕が中盤でプレーしているのをみて良いと思ったのだろうね.
- アイドルのデサイー
ケシエ:彼は偉大なフットボールプレイヤーだったね.僕は全然彼のレベルじゃないけど彼に近づきたいと思っている.
- プレッシャーは?
ケシエ:フットボールは一種のゲームであって僕はまったくプレッシャーを感じない.満員のスタジアムでフィールドに立つことをポジティブにとらえなければならないんだ.そうすればモチベーションを高めることができる.僕は前線のアシストをしようとしているけど必要ならゴールだって決めたい.
- 1日に2試合?
ケシエ:ああ.それはまだアフリカにいたときのことだよ.朝にはU-17の試合に出て数時間後に最大のセレクションがあった.
- ELについて
ケシエ:ELのトーナメントでは知っての通り,デュドランジュ戦のように誰にとってだってホームから出て戦うのは難しい.僕たちは3点の勝ち点をとったけど,カリアリ戦の後の試合も勝ってストレートに次に進みたいね.
- カルダーラについて
ケシエ:彼は好青年だ.僕はアタランタでプレーするずいぶん前から既に彼のことを知ってる.年を追うごとに着実に強くなっているね.
- バカヨコについて
ケシエ:彼の生い立ちについて知っていることがあるよ.なぜなら彼はコートジボワール生まれだからね.彼がここにきて少し話したんだ.モナコ,チェルシーの後にミランにきたね.そしてときおり彼はクオリティーを発揮しているよ.
SEPTEMBER 23,2018
9/22 ロナウドの誕生日をめぐってデルビー;本当なのはどっち?
ミランは9/18怪物の42歳の誕生日を祝った.しかしインテルは今日になって祝った.インテルは忘れていたのか...?
今日は他でもないロナウドが最も話題に挙がる日だ.インテルとミランは”オリジナル”のロナウドを忘れるはずがない.今日でロナウドは42歳を迎える.だが本当に今日なのか?インテルのツイッターは歴史的な9番の誕生日を公式に祝い1990年のインテルを最も象徴とする選手の1人としてビデオを添えている.ここまではおかしなところはない.しかしそうするとなぜミランのツイッターでは怪物の誕生日が4日前になっているのだろうか?これはネラッズーリが信じられない度忘れをしたというわけではなく,ただ単にロッソネリのソーシャルメディア担当が間違っただけである.
- 解決
こうなってしまった理由はそれほど不思議なものではない.話をはっきりさせようとしたのは"ロナウド:天才の旅"の著者でジャーナリストのジェームズ・モズレーだ.彼によればリオデジャネイロ・ジャネイロの北西部で生まれたロナウドは9月18日にBento Ribeiro地区の医師Ronaldo Valenteの名前から名付けられたが、母Sonia dos Santos Barataによって戸籍に登録されたのは4日後の9月22日だったという。こうして多くのメディアやソーシャルチャンネルにストライカーの誕生日の謎として混乱を招いたのだ.しかし,疑念を払しょくしようと彼のFACEBOOKページを訪れ掲示板をみてみると,4年前にファンのお祝い投稿に対して感謝を述べているのを発見できた.日付?それは9/22だった.これに従えば公式にも誕生日は9/22とするのがいいだろう.
SEPTEMBER 22,2018